【みき散歩】酒粕を求めて酒都 西条酒蔵通りへ

こんにちは。みきぺ(@mkp_smileblog)です。


昨日の夜。ネットサーフィンしていたら、酒粕に関する記事を発見。
どうも酒粕が美容にいいらしい。自分で簡単にパックや化粧水が作れるらしい。
ほう。
28歳、お肌の曲がり角をとうの昔に通り過ぎたみきぺ、最強に気になる。

楽天・Amazonで検索したら、あるわあるわ。
1キロ500円程度で買えるらしい。
有名酒造会社も結構あるやん。ほう。

そこでふと疑問に思うみきぺ。
新酒が出回るのは3月ぐらいとして、しぼりたての酒粕っていったいいつ出るのだろうか。
教えてグーグルせんせい!
ってことで調べると、どうやら1月くらいから酒粕が出回るらしい。

てことはよ。
広島には西条という日本有数の酒どころがあるわけですよ、みなさんご存知でしょうか?有名どころでいうと、賀茂鶴・亀齢・白牡丹・福美人などは実は広島のお酒なんですよ。そして、それらの酒蔵が西条の酒蔵通りというところに集まっているんです。しかも酒蔵でお酒の直売もしてる。
酒粕あるんちゃう?

それだったらネットで買うより西条の酒蔵通りをお散歩して、それぞれの蔵を巡って試飲しながら美味しいと思ったお酒の酒粕を買った方が100万倍楽しいじゃないか!
我ながら良いアイデア。天才。

しかもですよ、まだあるんですよ。天才の発想。
西条の酒蔵って、お酒を作るために使うお水「仕込み水」の井戸がそれぞれにあって、みんな水質の違うものを使っているんです。その井戸水を一般の人も汲めるようにしてあるんですよね。
酒粕の化粧水作りには精製水が必要。
水...?
じゃあそれぞれの蔵から出た酒粕と、同じ蔵の仕込み水使ったらおもしろいやん!!!
みきぺ、天才の領域を超え神となる。


「明日行こう。」

やりたいことが見つかったらすぐに動きたいたいみきぺ。幸いにも無職なので瞬速の行動力を発揮します。
わくわくして眠れず、朝6時までお布団で自分のアイデアの良さに悶絶し、9時に起きていざ出発。

今回はカーチャン、バーチャン、みきぺの女旅。

まずは西条駅方面から酒蔵通りを入ってすぐの新聞屋さんで「西条酒蔵通りそぞろ歩きマップ」なるものをゲットし、散策開始。





以下、写真センスゼロのみきぺがお送りする酒蔵フォトギャラリー




社名のフォントがたまらん...






仕込みの道具がリアルで見れるのは今の時期だけ。














いかがでしょうか。(なんか写真の配置おかしいけど許してちょ。)
みきぺは酒蔵通りの雰囲気が大好きです。あと、仕込みの時期だけあって、お酒の香りがしてさらに心躍りました。



それでは酒粕の話に戻ります。
みきぺは初めから亀齢の酒粕を買うことは決めていました。亀齢好きなので。

そんであともうひとつ比較対象がほしかったので、他の蔵で試飲してみて賀茂鶴の酒粕にしました。賀茂鶴は辛口のお酒なんですが、「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴」は口に入れた瞬間ふわっと柔らかい香りが立つので甘口かと思いきやすぐにきりっと辛さがやってくる。その感じに惚れました。

ちなみに、2016年にアメリカ大統領のオバマさんが被爆地広島に来て話題になりましたよね。このとき安倍首相との会食でオバマさんが飲んだのは、この「大吟醸 特選ゴールド賀茂鶴」でした。オバマさんが西条のお酒を飲んでくれてなんか嬉しい。

各蔵のスタッフさんは井戸の場所を教えてくれたり、水の性質を教えてくれたりしてとても親切でした。ありがたや。

賀茂鶴の酒粕・仕込み水、亀齢の酒粕は無事ゲット。
酒粕の価格は、賀茂鶴→4kg 2,000円 亀齢→1kg500円弱
酒粕のだいたいの相場は1kg500円ってとこですね。


亀齢は....


なんて日だ!


おいしい新酒を期待しよう。

てことで、白牡丹と西条鶴の井戸水を汲んでみました。容器が足りなくて全蔵汲めなかったのが残念。
賀茂鶴の井戸で会ったお兄さん曰く、白牡丹は軟水でまろやかな口当たりなんだそうです。



帰りに白牡丹酒造ちかくの「ほんまもん」という焼き肉屋さんでボリュームが規格外なビーフカツをたいらげ、


隣の魚屋さんを覗いてたら中にいたお客さんに呼び込まれ、仲良くなったのでイワシを買って帰りました。どちらもおいしかった。


酒蔵通り周辺には老舗の和食店やその他飲食店も結構あるので食にもこだわってみるとおもしろいかも。
お土産も充実してるし、毎年3月に「西条酒蔵芸術祭」といって、西条に点在する酒蔵や民家を舞台としてインスタレーション(空間全体を用いた芸術表現)を展示しするイベントがあります。
不思議空間

ひとつの展示空間を造形作家と音楽作家の2人の共同制作で作り上げているので、アートと音楽両方が楽しめる。受付でイベントロゴがプリントされたおちょこを買えば、各蔵で試飲もできますのでね。みきぺ、毎年このイベントでおちょこ買ってコレクションしてます。酒蔵×アート×音楽×酒...最高か。


あ、あと念願の前掛けゲット。
亀齢の前掛け買いました。亀齢好きなんで。
体系的に、どう見ても八百屋のおっちゃんや...

ちなみに、この前掛け、「ドンブリ」っていうらしく、この前掛けのポケットにから大雑把に金銭の出し入れをしていたことから「どんぶり勘定」という言葉が生まれたそうです。
まだまだ知らないことばかりですねえ。









酒粕パック、化粧水についての記事はまた後日。
作り方や一週間使用した感想などを書いてみようと思います。


それでは。